今日のウェブ構築の授業では先週の「八王子市」のサイト評価のプレゼンをしました。
3人1グループで組んでやっています。
私たちは、
ASUKOEさんの自治体サイトランキングから上位の市のサイトと八王子市を比べ、課題点や良い所などを探り出し、良いサイトの定義を考えました。
まず「ユーザーが調べている時に困る事は何か?」を考えるために、3つ調べる内容を決め、これを基準に評価を進めました。
そこで分かった事は
●ユーザー別にページを作る
・・市外・企業向けのページがない分、全ての情報が同じサイトに詰まってしまっているため、専門用語が多かったり市民にとっていらない情報も多かったりしている
●ことばの工夫
・・・専門用語、長い文、横文字は分かりにくい。
話し言葉を使用するなど、工夫が必要。
●トップページのアイキャッチ
・・・トップページだけに限らずなんですが。
まず一番に何処に目を行かせるのか?どこがメインなのか?が分からなかった。
●ページの幅
●リンクを貼る
・・・ネットになっていない。いちいち検索するのが面倒。
が八王子市の改善点のまとめです。
ですが八王子市に限らず、色々な自治体のサイトを見ていて気づいたことがありました。
●順番が重要
・・・色々な市のサイトを見ていると自分の知りたい情報よりも上に「お知らせ」や「更新履歴」などの“市が伝えたい情報”が上に来てしまっている。
●検索窓の位置がわかりずらい
・・・私達のようにPCをよく使う者なら大体予想はつくけれど、あまりPCを触らない高齢者の方などは検索窓の存在すら知らないかもしれない。
●PDFファイルはいるのか?
・・・サイト検索でいきなりクリックするとpdfファイルになって知らない人は変なサイトかと思って閉じてしまったり、自分が知りたい情報があったとしてもこんなにpdfばかりだと、開くのも面倒くさい。あまりいらないのではないか
という風にまとめてここから良いサイトの定義というか、最低限これは必要だという結論が出ました。
評価をしていて思ったのですが、自治体のサイトはあまりどんな人が使っているのか?や、どんな事を調べにきているのか?ということなどを考えて作られていないのではないか、と感じました。
やっぱりユーザーの立場になって考えるという事がどれだけ大切なのか、少し分かった気がします。
授業ではこの「分析・評価」の部分の説明をしてもらいました。
ターゲットユーザを決めるときも、全員に好きになってもらうんじゃなく
まず誰に好かれたいか?を決めて、その中でも一番に誰に好かれたいか?
A君に好かれたいと思ったら、A君はどんなタイプが好きなんだろう・・・?とか探るし、A君のために可愛くなって、服装もA君好みにして、ダイエットして、ってする。
もしデートの時に服に迷ったらA君の好みを思い出して決める。
ウェブサイトを作るとき、色やデザインに困ったらペルソナに戻ってこの人はファッション雑誌をよく読んだりしてデザインにうるさいから、色はただの原色は駄目だな・・・とか(これもミクロ⇔マクロ?)
こうやって相手の事を考えて行動することによって、段々と向こうも「あいつ良い奴だな・・・」と好意を持ってくれる。
これはウェブサイトも一緒で、良い構造やデザインだとやっぱ会社がいいとウェブサイトも使いやすいな!って喜んでくれる・・・ のかな?って整理してみました。
相思相愛になる!ってことですね!
もう最近ウェブがどうやってできていくかということが学べて、どんどん新しいことが頭に入ってきて、ずっとパソコンを使って色んなHPを見ていた分、今まで見ていたサイトはこんな風に作られてこんな構造になっているのか~~!って思って凄く楽しいです。学んでるうちは・・・・(^^;)
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