先々週はTDSのmidterm、先週の金曜日はRapid Prototypingのmidtermでした。
このmidtermは
3Dの花瓶
レーザーカッターで作るライト
の2つを提出します。
先々週までTAMA projectの方だけに力を注ぎ込んだ私たちはRapidをやる時間がなく1週間で制作。。
midterm前日は学校に泊まる子や、家では徹夜でやる子ばかりで
私もお風呂も入る時間がなく学校へ..
もうこれが普通になってしまっているのが恐ろしいです。
3Dプリンタの作品は以前授業中で3Dを刷るところまでやっていたので、その次に
・サンディング
・グルー
・サーフェーサー
・塗装
などの過程をこなします。
サーフェーサーなど塗装は個人の自由なのでやらない人もいます。
プロダクトデザイン以外の多摩美生はやったことのない作業ばかりなので、プロダクトの子に教わりながら作業をしました。
レーザーカッターで作るライティングは紙やPETGという曲げやすい素材などを使ってレーザーカッターでパーツをカットし、そのパーツを組み立てるというものです。
プロトタイプ
これが結構時間と手間のかかる作業で、時間もない私たちは悪戦苦闘で、midtermが近付くにつれて焦る焦る。
何度もレーザーカッターをしてやっと家を出るぎりぎりで完成させ、midtermへ。
彼は昔からTAMAのRapidを担当しているJasonです。
前回の授業からの作品のクオリティがあがったことにとても喜んでくれました。
プレゼン中の私。
Jasonは全ての作品に目を輝かせながら興味を持ってくれて、これはどうやったの?このテクスチャー好きだよ。と沢山感想やもちろん講評もしてくれるのでとてもプレゼンがしやすいです。
アメリカの先生は日本の先生と比べて講評やその作品に対して時間をじっくりかけて親身になって考えてくれます。
本当になんでこんなに色々なことを教えてくれるんだろうというくらいです。
でも私たちもそれに答えられるように、出来る限り先生の意図していることや知識をここで飲み込んでいかなくてはと思います。
白いTシャツの彼はこの授業のTAのJohn
Jasonの速い授業に着いて行けなくなった時すぐに助けてくれたり、授業以外でも分からない部分を丁寧に教えてくれます。
ちなみにJohnはEnvironmentです。
直前までどうなるのかとひやひやしていたmidtermも無事終了しました。
ちなみに私たちの部屋は電気がスタンド1つしかないので、電気代わりに同じ部屋の子のライトを部屋に飾っています。
ここでこのassignmentをやっている最中によく思った事。
アメリカは車文化なのでどこへ行くのにも車です。
ですが、私たちはその足がないので、例えば課題であるマテリアルが欲しくなっても
そこへ行くのが困難なので必要なものが手に入らないこともあります。
そこが美術大学へ通う私たちにとってはとてもとても厳しい部分です。
もし来年も同じようなプロジェクトがあるのなら、そこの問題がどんな方法でも解決されればいいなと思います。
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