あと2週間程でアートセンターでの勉強を始めてweek7に入ります。
week14でプロジェクトが終わるので、全体の半分がもうすぐ終わる事になります。
アートセンターにはTDSという色々な学科から集まった生徒とグループワークをするというプロジェクトがあり、卒業までに2プロジェクトとらなくてはいけません。
このPacific RimもアートセンターのTDSの一つです。
この4週間で
・アートセンターのやり方と多摩美のやり方のギャップ
・それぞれのデザインの分野との考え方の違い
にとても悩まされています。
私が情報デザインということもあり、多摩美ではリサーチや考える事に時間を費やすことが多かったものの、アートセンターでは物のクオリティが第一なため、リサーチの段階の悪く言えば適当なところが、私たちには腑に落ちないところでありました。
行き当たりばったりなフィールドトリップ、生の情報を収集せず、インターネットからの情報を鵜呑みにする部分。
アートセンターではタイムマネージメントが本当に重要で14週間の中で全てのことを終わらせなくてはいけません。
多摩美でも同様の事ですが、こちらでは意識の高さが多摩美とは全く違います。
なのでリサーチを本当に早く終わらせたいし、戻る事は一切しない。
すぐに物作りに入らなくては!物を作ることが一番大事!と皆言います。
それが悪い事だとは全然思わないし、ただ受け入れるまでに時間がかかってしまっていて...
私たちは文化の違いやデザインするまでの色々な方法をアメリカというインターナショナルな場所で学ぶためにここへ来たので、このやり方の違いを受け入れなくてはいけません。
この限られた時間の中で自分ができることはなんなのか?をもっと考えて、もっと主張しなくては、と思っているし実践もしているけれど、凄く早く時間が進むので焦りと不安でいっぱいな毎日です。笑
そしてこのTDSには環境、プロダクト、グラフィック、情報デザイン、テキスタイルが揃っているので、それぞれの作業の進め方や考え方が全く違います。
環境だったら周りのこと全て視野に入れながらデザインします。
その一方でプロダクトは一つのものにフォーカスしてデザインを進めます。
それからここの学生は99%個人作業が主なので、それぞれが自分のやり方で進めようとする傾向もあります。
環境の学生が多いグループは環境デザインに行きがちで、プロダクトが多いグループはプロダクトデザインに行きがちという、偏ったコンセプトになってしまっています。
それを回避したいと誰もが思っているし、主張もするし、深夜まで8時間も論議した班もあります。
ですが時間や自分のやりたい事との相違からそう簡単に状況が変わるものではなく、中々グループワークがうまくいきません。
デザインの社会ではどういう風に仕事が進んで行くんでしょうか?
全部のデザイン科が揃ってうまくいけば凄くおもしろいものになるのに、言語やグループワークで全くうまくいかないところがとてももどかしくて、早く慣れたくて必死です。
デザインの社会に出れば、やっぱりアートセンターの学生が言うようにタイムマネージメントが最重要ポイントになるということも分かります。
その限られた時間の中での仕事の進め方をここでしっかり学んでこなくはな、と思いました。
なんだか愚痴みたいになってしまいましたが。笑
何かアドバイスなどあれば頂けたら嬉しいです。
それではmidtermに向けて頑張ります。
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