アクティングアウトによる分析についての振り返りをしました。
前回の授業で決まった
・コラージュ案
・会話マップ案
というアイディアを活かしたコミュニケーション活動を形作る上で何をデザインするのかを見つけるために、実際にアクティングアウトでビデオを撮りながら、色々な場面で試すということを行いました。
そこでは「研究室でのミーティング」という場面作りをし、そこで上の二つの案を実際に使って構造化します。
ビデオに撮りながら分析
私はこの場にいなかったので、「参加していない人」の視点からこの資料を見た場合の意見を出したり、先日の実験を振り返りながら沢山アイディアを出しディスカッションしました。
<気づいた事>
そこでこの二つの案は「アイディアの発散型」のツールだということに気づきました。
アイディアを無限に発散できるツールであるからこそ「アイディアの収束」をサポートするコンテンツがあるべき。
そしてTim BrownのChange by Designの中のメソッドに照らし合わせた時
この3つの行き来が大切ということを言っていたので、ideationをサポートする部分もあっていいんではないのか?
この3つを自由に行き来し、使いたい時に使えるツールがあったら便利だと考えました。
そしてこのマップを見た時、自分たちの言葉を使っていたり、色や線で結ばれているので、ただの議事録メールだけよりはどんなミーティングだったのか、どんな内容で進んだのかなど読み取りやすいのですが、どこからがスタートでどこがどうつながっているのかがいまいち分かりにくいので第一階層は赤、第二階層は青など、階層別に分けたりしたら分かりやすいのではないか。
そこからLATCH(Location, Alphabet, Time, Category, Hierarchy)という分類方法を使ってはどうか、という意見も出ました。
それから面白い事に、一つのことについて話し込むと紙からはみ出してしまうので
そこで別の案を見て、「そっちの方にそろそろ移ろうか。」と全体を見ながら進める事ができる。
画面の大きさの制限があるおかげで内容がバランスよく進行できる。
つまり「じゃあ10分でA2の紙を埋めよう」と時間と画面の大きさを制限することでアイディアの促進につながってくる。
一通り実験の振り返りをしたところで、自分たちの頭の中で須永研に適したSNS像が出来上がったので、Story boardingに移ります。
構成を
1.ミーティングの状況/環境
2.アイディアの発散
3.アイディアの収束
4.誰かに見せる
という風にして、個人の研究室での経験をシチュエーションにして今回話したアイディアを元にしたstory boardingをします。
そこから色々な場面でのコンテンツを生み出し、またそれについてディスカッションしてアイディアを収束していく予定です。
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