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前回の仙台観察調査を終えて...

前回の仙台調査を終え、学校へ帰って来てから仙台へ行けなかった人も含めて、KH法でふりかえりをしました。
前のエントリーで書いたように、ストーリーボードを使った共有方法を試してみました。




今回のストーリーボードの意味としては、こんな感じです。
フィールドワークのストーリーボードとインタビューのストーリーボードと分けていて、フィールドワークのストーリーボードは参加していない人も現場に行ったように共感させるという目的。
インタビューのストーリーボードはユーザーの話を文字でおこすのではなく、絵で視覚化し、全体像を見る事によって理解しやすくする、という目的でやりました。



使ったストーリーボードのフォーマットはこちらの簡単なもの。
そしてみんなが作ってきてくれたボードたち。



フィールドワークのストーリーボード

【わかったこと】
・写真の中に人が入ってた方が自分も現場に行ったように共感しやすい
・絵の書き込みはあってもなくても分かる
(でも写真を撮りきれないので、絵は有効)
・マイクロ⇄ミクロ視点でストーリーボーディングする


このマイクロミクロ視点というのは、今回人によって
・1日の話をボードにしてくる人
・ある断片を話にしてボードにする人
・1つ1つのオブジェクトについてのエピソードをボードにしてくる人
という風に分かれていて、この大きい背景と詳細が見れたため非参加者は理解しやすかったと言っていましたので、この3つの視点からストーリーボードを作成することが大切だと想いました。



インタビューのストーリーボード

【流れ】
・インタビューの内容を要約する
・大事な部分をピックアップする
・文字を絵にしてボードに書込む

【分かった事】
・ 大事な部分の抽出が難しい
・ 絵を見て、指差しながらディスカッションできる
・後の個人のふりかえりで、絵からどんな話だったか思い出しやすい



これらから
・フィールドワークのSBは現場の雰囲気や非参加者に共感をさせる、というだけでなく、写真に絵などの補足を加える事でよりリアルさが加わったり、写真を沢山撮りきれなかった、被験者の負担になるので沢山撮れなかった場合にも有効になってくるということ。

・インタビューのSBは、ユーザーのニーズの視覚化というだけでなく、ふりかえりやディスカッションの道具としても有効であるということです。


全体的にストーリーボードを活用した共有方法はうまくいったのかな、と思います。
次回はこの気づきから新しいボードのフォーマットを作成したいと思います。

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自己紹介:
多摩美術大学 情報デザイン学科デザインコース 須永ゼミ卒
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