新しいストーリーボードのフォーマットを使って、多摩美で実験を2度してきました。
今回はその時の話を書きます。
【実験内容】
日程:6/14
場所:多摩美
フィールドワーク所要時間:3時間半
共有所要時間:1時間半〜2時間
参加者:私(仙台観察参加者)
協力者2名(非参加者)
目的:新ストーリーボードを使用した共有手段の有効性の分析
(前回の実験と比較)
・発見の量、円滑さ、アイディア発散のしやすさ
・ディスカッションのしやすさ
・非参加者の理解度、共感度
テーマ:町の状況や雰囲気から提案する、未来の幼稚園
【ふりかえり】
・タイムラインで並べてあるということが最初から分かっていると見やすい
・映像にはない写真の良いところってなんだ? → 全体像を見る事が出来る
・ストーリーがあって分かりやすかった
・最初の実験の時は皆写真の目の前に来ないと見えなかったが、写真サイズが大きくなった事で、見る位置が変わり、席に座りながらリラックスしてディスカッションすることができた。
・壁に並べることで、状況の把握も比較して出来る
(仙台観察では最初人のコミュニティへ行き、後半は被災した場所へ行ったので人がいるいないが明確だった)
・写真とそれに対する発話でより理解が深まる
・貼りっぱなしにすることで新しい発見が見えそう。(ランチで外へ行って戻ってきた時やふと見たときに冷静な頭で見れるから)
・参加した人の写真や地図欲しい
・移動中の写真が臨場感あるし、人とモノの縮尺写真が欲しい。
・沢山の写真に沢山の時間をかけたい
・説明者の口から出るストーリーとpost-itに書いてあるストーリーが違う。口からでるストーリーの方が魅力がある。→ post-itの書き方があるかも
・写真の撮り方など、ウォーミングアップが必要
・写真の並べ方を差別化する
・質問されたところはその場で書き足す
そこから改善点を導きだしました。
【改善点】
・写真の並べ方を差別化する
・参加者紹介と地図を用意する
・ストーリー、タイトル、発話のpost-itで色を変える
・ストーリーを書く際、口に出して説明してから書きおこす
・移動中などの写真をなるべく撮る
・撮った写真全部使う
この改善点からまた再実験しました。次のエントリーに書きます。
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