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インタラクションデザイン基礎その2

その1でまとめたアイディアを、とりあえず形にしていきました。

そこでコンセプトは、

送り手の気持ちが詰まったプレゼント

破って覗いて探る!

小さい子供は、プレゼントを貰ったとき「早く中が見たい!」と思って包装紙をビリビリに破いたり、
「中に何があるんだろう?」と想像したりすると思うんですが、
そういう時のワクワク感を表現しようと思いました。


試作なのですが、出来上がったのが




これです。

普通のフタ付きの長方形の箱で、左がフタで右が本体になってます。

この表面がペラペラめくれているところの裏は



こういう風に透明テープが貼ってあり、破ったときに汚く破けないように頑丈にしてあります。

これが表です。



人が思わずピリピリっと破いてしまいたくなる切り取り線をつけ、
破かせるところにあらかじめつけておきます。
これを破くと裏に絵、メッセージ、押し花などをつけて、プレゼントとして遊んでくれた人たちが持って帰れるようにしようかと思っています。


そして、この箱の底にはミラーが入っていて、
このペラペラしたところを破いて覗いてミラー越しに反転した文字を読むしくみになっています。



右がミラーで左が箱に書いてある文字です。



遊ぶ順番を書くと、

1.包装を破く
2.破いて出来た穴を覗く
3.中に書いてあるメッセージを読む

といった感じです。


ここからミラー越しの反転という機能がうまくいかしきれてないので、
そこを講評会までに工夫していけたらと思ってます。

作っていて思ったのですが、やはりこの前のインフォグラフィックス・ワークショップの時のように、とりあえず手を動かすことが大事だと改めて思いました。

もうアイディアチェックから大体の完成図の想像はつけていたのですが、
まだ曖昧なところがあってどうしたら面白くなるかな~と考えていて、
でもなんでもいいからとりあえず作ろう!と思い、
この箱を作るまでに何個も試作を作りました。

切り取り線はミシンよりもカッターの方が綺麗に切り取れるとか、
裏に何か貼っておかないと、切り取り線じゃないとこまで破れてしまうとか、
このミラーも手を動かしていて思いついたうちの1つで、
作らないと分からないことが沢山あるし、何でも頭で考えてちゃできないんだな、と思いました。



おまけ
ゴミ袋の中で寝るタマネコ
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1989/12/19
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自己紹介:
多摩美術大学 情報デザイン学科デザインコース 須永ゼミ卒
千葉工業大学大学院 デザイン科学科 山崎研究室 M1

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