社会学でフィールドワークについてやった。
フィールドワーカーには4つのタイプがあって
完全な観察者:無色透明、マジックミラー越しで調査してるような姿が見えない。
観察者としての参加者:「あ!観察者がきた!」みたいに姿が一目で分かる。アンケート調査とか
参加者としての観察者:メンバーとして認められてはいるが、観察する目は忘れない。
完全な参加者:溶け込みすぎてしまい、客観的な目が持てなくなってしまっている。
例えば田舎から東京に上京してきた人は見るもの見るものに「お~すげ~!」って驚くけど、元々そこに住んでる人はなんとも思わないで生活してる。
フィールドワークにはこういう「上京してきた人の目」がとても必要なんだけど、それだけじゃ駄目で、「上京してきた人の目」と「元々住んでいる人の目」をどちらも持っていないといけない。
この4タイプでいうと、
観察者=上京してきた人
参加者=元々住んでいる人
とすると、それがこの中の「参加者としての観察者」にあたる。
フィールドワークの時この2つの視点を持って出来ればなぁ。と思います。
この夏自分も函館っていう知らない土地に行って「上京してきた人の目」にもなれたし
東京にいる時も色んな土地から来た人たちと関われて「元々住んでいる人の目」も持てて
「上京してきた人の目」と「元々住んでいる人の目」を比較できたことは凄くいい経験だったなぁと思う。
地元の人と私たちが思う魅力とか、驚く場所が思っていた以上に違うっていうことも体感できたし。
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