今月から
PacificRIm Projectで一緒にアメリカへ行った多摩美のプロダクトの友達と一緒に自主制作を始めました。
この自主制作のきっかけになったのが、アメリカでの経験からです。
向こうでは環境、プロダクト、グラフィック、テキスタイル、情報デザインの学生が集まって一緒にデザインワークをしていました。
私は初めて他のデザインの学生と制作して、デザインとデザインの間に隔たりがあってはいけないなと感じました。
多摩美では情報デザインだったら情報デザイン、グラフィックだったらグラフィックデザインと一つ一つのデザインに壁があります。
社会に出たらもちろん色々なデザイナーの人たちと仕事をするのに、お互いのことを知らないでどうデザインするんだろう?という疑問が生まれ、そこから情報デザイン学科ではない他のデザイン科の友達とデザインワークをすることに決めました。
では、何故プロダクトなのか?
主にこの三つが理由です。
・考え方が似ている
・お互いに欠けているところを持っている
・単に自分がプロダクトに興味がある(笑)
一緒に色々なデザイン科と制作していて、一番話が伝わりやすい相手がプロダクトの学生でした。
大体のデザインプロセスなども似ていて、一緒にデザインがしやすいというところがあります。
もう一つは欠けているところを補えるということです。
情報デザインの学生が不安になっていることは、モノを作るというところ。
アウトプットが綺麗に作れなくては、中がしっかりできていても人を惹き付けられません。
でもそこの力が弱いというのが欠点です。
それと引き換えにプロダクトはコトのデザインができないというところ。
プロダクトの子からの話では、あと一歩進めればもっと良くなるのに!と、そのあと一歩がコトのデザインだそうです。
なのでお互いに欠点を補えればとても良いものができるんじゃないか?という期待と自分の知らないフィールドを見て勉強できるというわくわく感からこのプロジェクトを進めて行く事になりました。
そして今日はそのプロジェクトの概要を話し合いました。
何か目標がないとだらだらやってしまうので、毎年夏頃にある
Tokyo Midtown Awardというコンペに出すということを目的に設定しました。
ですがこのコンペはGW後にテーマ発表があるので、それまで時間があります。
なので最初のウォーミングアップとしてMidtownに関連したデザインをGWまでに作ろうということになりました。
初めてのプロダクトの学生との制作なのでどうなるか分かりませんが、私にとってのこのプロジェクトの狙いはプロダクトのデザインプロセスや方法などに触れるということなので、これをきっかけに色々なことが学べると思うと楽しみです。
それでは、次回はMidtownでフィールドトリップです!
今日写真を撮っていなかったので、今日西国分寺で一緒に食べたご飯を...笑
二人とも食べるの大好きなので、ミーテイングの度に太りそうです...笑
それでは〜
PR