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進学しました。

こんにちは、ご無沙汰してます。
3月に多摩美を無事卒業し、今は千葉工大の山崎先生の元で勉強しています。
これから2年間も勉強に集中できる時間を親からもらえたので、一生懸命やっていきたいと思います。

大学院に進学してから論文や本を読む事が学部の時よりかなり増え、日々新しい知識が頭の中に入ってきます。
その気づきをブログに残していこうと思います。

写真は多摩美の卒業式の時のもの。
時間があるときに、卒制などのことも少しずつ書けたらと思います。





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WK2 学生mtg

アクティングアウトによる分析についての振り返りをしました。


前回の授業で決まった

・コラージュ案
・会話マップ案

というアイディアを活かしたコミュニケーション活動を形作る上で何をデザインするのかを見つけるために、実際にアクティングアウトでビデオを撮りながら、色々な場面で試すということを行いました。
そこでは「研究室でのミーティング」という場面作りをし、そこで上の二つの案を実際に使って構造化します。



ビデオに撮りながら分析







私はこの場にいなかったので、「参加していない人」の視点からこの資料を見た場合の意見を出したり、先日の実験を振り返りながら沢山アイディアを出しディスカッションしました。

<気づいた事>

そこでこの二つの案は「アイディアの発散型」のツールだということに気づきました。
アイディアを無限に発散できるツールであるからこそ「アイディアの収束」をサポートするコンテンツがあるべき。
そしてTim BrownのChange by Designの中のメソッドに照らし合わせた時



この3つの行き来が大切ということを言っていたので、ideationをサポートする部分もあっていいんではないのか?
この3つを自由に行き来し、使いたい時に使えるツールがあったら便利だと考えました。




そしてこのマップを見た時、自分たちの言葉を使っていたり、色や線で結ばれているので、ただの議事録メールだけよりはどんなミーティングだったのか、どんな内容で進んだのかなど読み取りやすいのですが、どこからがスタートでどこがどうつながっているのかがいまいち分かりにくいので第一階層は赤、第二階層は青など、階層別に分けたりしたら分かりやすいのではないか。
そこからLATCH(Location, Alphabet, Time, Category, Hierarchy)という分類方法を使ってはどうか、という意見も出ました。



それから面白い事に、一つのことについて話し込むと紙からはみ出してしまうので
そこで別の案を見て、「そっちの方にそろそろ移ろうか。」と全体を見ながら進める事ができる。
画面の大きさの制限があるおかげで内容がバランスよく進行できる。
つまり「じゃあ10分でA2の紙を埋めよう」と時間と画面の大きさを制限することでアイディアの促進につながってくる。





一通り実験の振り返りをしたところで、自分たちの頭の中で須永研に適したSNS像が出来上がったので、Story boardingに移ります。




構成を
1.ミーティングの状況/環境
2.アイディアの発散
3.アイディアの収束
4.誰かに見せる

という風にして、個人の研究室での経験をシチュエーションにして今回話したアイディアを元にしたstory boardingをします。
そこから色々な場面でのコンテンツを生み出し、またそれについてディスカッションしてアイディアを収束していく予定です。

デザインする上で大切なポイントたち : Change by Designより

先日行われた研究会で取り上げた IDEO Tim Brown著「Change by Design」から自分が重要だと思ったポイントを箇条書きでメモしておきます。




・「情報デザインとはアプローチだ」(Not Goal & Result)

  情報デザインは「結果」ではなくて、アプローチをいかに見えるようにするのか、他者に分かるようにするのか、自分たちでも評価できるようにするのか?ということ
 「結果」というのは絵のように一瞬で見える展覧会向きのもののこと。
  
だからといって結果がなくなっていいわけではなくて、


       


しっかり結果が基盤にないと、どんなアプローチも弱くなってしまう。


・デザインの制約



Feasibility  つくれるかどうか
Viable    いきいきしているか
Desirable   ほしがられるものか

デザインをする上でこの3つをバランス良く保つことが必要である。
どれか一つの制約を満たそうとすれば、そのプロジェクト全体のSustainabilityが損なわれかねない。
作れるかどうかに特化して作れば、もちろんそれの製品を客がほしがるものに仕上がっているかと言ったら必ずしもそうではない。この3つをうまく解決して行く事が重要になる。
著書の中ではWiiが例として挙げられていました。


・デザイナーが仕事をする上で必要な空間




この3つの空間を行き来することが大切
Inspiration    考え得るありとあらゆる情報源から洞察を収集する
Ideation      その洞察をアイディアに置き換える
Implementation  最善のアイディアから具体的で綿密な行動計画を生み出す


・アイディアの発散と収束

Divergent Thinking(発散)
Convergent Thinking(収束)

アイディアを沢山生み出した後は、それを搾って最も良いアイディアを生み出すというプロセスが重要。
プロトタイピングなどもこういったプロセスの手助けとして使われていると思った。


これは上記に書き留めた「デザインの発散と収束、デザイナーが仕事をする上で必要な3つの空間」をまとめてみた自分なりの解釈のメモ



これを照らし合わせながら作業してみると、Ideationは真ん中じゃなくてImplementationの後?なのかも、、
まだまだやってみたいと分からないですが...


・Team = 100% of the solution

これは須永先生がスタンフォード大学を訪問した時にそこの教授が言っていた言葉で、チームでしか100%のsolutionは生み出せないという事。
美大生は個人制作を好む傾向がとてもあり一昨年くらいまでは1グループくらいあったのが今はほぼ全てが個人制作です。
私も3、4年間卒制を見ていてやはりグループ制作の方が中も外のクオリティも高いし卒制でやってもいいかなぁと感じていて、須永先生もこのTeam = 100% of the solutionの考えに乗っ取って今年の卒制はグループ制作をしてほしいそうで、私たちのゼミではまず卒制の前の別の課題でゼミ全員で共同制作をするという試みをしています。

研究会や須永先生の難しい(笑)お話を皆で共有して吸収しながら進めていっているので楽しくもあり大変ですが、これが卒制にうまくつながれば良いなぁと思います。

4年ゼミkick off

こんちには。
今日は須永ゼミスタートの日でした。厳密に言えば1月から始まっていましたが正式には今日はキックオフの日です。
3月中にやる予定で地震で延期になった本読み研究会を須永先生が国とやっているCREST研究室の方々、ゼミ生、須永ゼミに関わりのある方たちと行いました。
プログラムは

1)研究室の活動概要説明、自己紹介
   ここで新4年生は自己紹介と今年やりたいことや今までの活動を発表し、それに対してディスカッションをしました。

2)本読み

本読みに使われた本はこれ



IDEOのTim Brown著書「デザイン思考が世界を変える」
これを3章ごとに区切りチームを作って、その章の解釈をチーム内で共有し自分のパートの章を発表するという形でした。

私のチームは

第3章 メンタル・マトリックス
    a mental matrix or "these people have no process"
第4章 作って考える
    building to think or the power of prototyping
第5章 初心にかえる
    returning to the surface of the design of experience

という章を担当。
一週間前程から活動開始できたので、チームが決まった瞬間すぐ話し合いすぐプレゼン資料を作って集まりも余裕を持って多めに行う事で、焦りもなく発表の内容理解が自分たちの中でどんどん深まっていきました。
ここで本当に早めにトライ&エラーすることは大切だと実感。



朝9時から集まり夜の9時まで続きます。



本読みの場合は、自分の考えのように言うのではなく「どこのページのどの部分で作者が述べている〜から」という風に作者の陳述をふまえて話すことが必要だと先生。




ホワイトボードに章ごとの重要なキーワードを書き込んでいきます。
このキーワードたちは今年の須永ゼミの公用語になります。

間にピザとジュースの休憩を入れつつ長丁場の研究会になりました。。
参加したのは学生だけでなくプログラマーの方だったり、情デを卒業して海外で活躍されている方もいらっしゃったので、自分たちがやっている分野とは違う新鮮な話が聞けて貴重な時間になりました。

そして今日のメインのこの本には沢山の重要なキーワードや話が盛り込まれていて、一気に吸収するのは難しそうですが、とても面白い本だったので次のブログで自分が面白いと思ったポイントを載せたいと思います。

お疲れ様でした。

世界を変えるデザイン

最近世界を変えるデザイン展であったような、発展途上国に向けたデザインの活動(残りの90%のためのデザイン)に関心があります。
遅ばせながらやっとシンシア・スミス著「世界を変えるデザイン」を読みました。

そこで感動した部分をメモしておきます。

これは「Pot In Pot Cooler」という作物を長期間保存しておくための壷です。
暑さの厳しい国では、電気も通っていないため収穫した作物を長期間保存しておけません。
そこで作られたのが、この「Pot In Pot Cooler」



この壷には中にもう一つ壷が入っていて、壷と壷の間に湿った砂をつめておくと中の壷が冷やされて作物を保存することができるという仕組みです。



このポットのおかげで作物の長期間保存が可能になり、毎回作物を売りに村の外へ出かけていた子供たちも効率よく販売活動ができるようになったおかげで学校へ行く機会が出来たそうです。



私は長期間保存が可能になったことよりも、可能になったことによって子供達の未来が変えられたことにとても感動しました。
ある問題のみを解決するだけでなく、その解決によって生まれる経験やコト。
このPot In Pot Coolerのような経験を与えられるようなデザインをしたいと強く思いました。




それから別の例としてこの有名な「Q Drum」
このドラムはただ水を簡単に運べるようにするだけでなく



従来はこのように頭の上に乗せて運んでいたため、首や背骨などに沢山の障害を引き起こしていたそうですが
Q Drumは「引っ張る」という行為に変えたことで、今までの身体の障害を減らす事ができた上、女性の仕事だった水汲みがこのQ Drumでは子供も易々と運ぶ事ができるので、女性から子供の役目へ代わり、女性は他の大切な仕事に関わる事ができるようになったそうです。
これも「水を運びやすくする」という問題から「人々の生活を改善・効率化する」という経験のデザインだと思います。


それからこの本の中で気になったトピック

・世界で1億1200万人の子供たちが小学校に通っていない。その大半が女の子だ
・世界中で8億5500万人が文字を読めない。このうち3分の2を女性が占める。

今私は好きなだけ勉強も出来るし、バイトをしても男の人と同等に扱われているし、大学でも男だから女だからということは一切ありません。
これはもう当然の事のように日常にありますが、これは本当に世界の10%に過ぎないんだということをこの事実を知って気付かされました。
とても私には衝撃的でショックを受けました。まだ男女の差別があるということ、沢山の子供達が教育を受けられず仕事をしているということ。
絶対に私なんかよりももっと勉強したい、という意欲をもっている人がその中に沢山いるはずなのに、自分のやりたいことができないという現実。
ですが上の2つのデザインのように、少しずつでもそれを改善していけるはずだと思っているし、自分でもこういったデザインをこれから主にやっていきたいなと思います。

考え続けること

今日夜父親と進路の話をしました。
私はこの3年間全く先のことを考えずに授業を受けて課題をやって、勉強するということが楽しくて色々やっていればいつかやりたいものなんて見つかるだろうという気持ちでいました。
ですがいざとなって将来のことを考えると結局は何もはっきりした目標はできていませんでした。

アメリカから帰国して初めてなりたいもの、やりたいことを考え出しました。
度々父親にもこのことについて相談することがあります。そして今日言われた事はこの先も絶対に大切なことだと思うので、忘れないためにも自分のためにここに書き留めておこうと思います。

それは
わからないことがあっても考えればいつか答えは見える。
考えをつないでいくことが大切だということです。

私の場合「わからないこと」=「自分のやりたいこと・なりたいもの」
これを考え始めてからいくつかのセミナーやワークショップに参加しました。
そこでいろいろな人たちと話をすることによって「この人がやっていること面白い!」とか「これやってみたいことかも!」と思う事があります。
そして話す回数を多くすることによって、徐々に自分の頭が整理されていってなんとなく自分のやりたいものが見えてきます。
なのでまた外へ出ていって、色々吸収して、考えて、整理する。
でもそういう活動を辞めた途端に、自分で悩む時間が多くなって混乱して何も思いつかなくなって思考が停止してしまう。

勉強もテスト前に徹夜で勉強して次の日のテストの点数が良いのと、地道に1日単語1個でもやって何度も繰り返して覚えるていく方法だと後者の方がいつまでも記憶に残りますよね。そういうことと一緒だと思います。
なんでも地道に続ける。量じゃなくて、どれだけ自分がモチベーションだったりそういう活動を維持していけるか。これはどの分野にも言えることだなって思います。

地震だからってぼーっとしてちゃだめだな、と思わされました。

子供向けShopでの調査

今日は自主制作の作品のための調査をしに銀座へ行きました。
今回のコンセプトは基本は子供向けのクッションということなので、子供向けの家具やウェア、子供の集まる場所を調査することにしました。

銀座には意外にも子供服や家具などのお店が多いようです。



今日はまず子供向けの家具が売っているお店で子供用の椅子やクッション、落下したり怪我をしないようにどんな工夫をしているのかなどを観察しました。
それから子供ウェアのお店では、どのような素材が赤ちゃんや子供にとって最適なのか、どんなファブリックが主流なのかを見ました。
銀座には「子どもの本のみせ ナルニア国」という本屋があり、子供が好きな本を好きな場所で読めるというスペースがあります。
そこで子供達を観察しに行ったのですが、平日ということもあるのか全く子供がおらず、今回は断念。。
でも昔読んだ絵本が沢山あり、少し懐かしい気分になりました。



今日沢山もらってきたパンフレット
商品紹介の他にも何歳〜何歳までがどれくらいの身長なんだよ〜とか、キッズデザインする上でどんな場所に気を使わなくてはいけないのか、などが書かれていました。

初めて子供向けのデザインをする私にとっては、新鮮な情報が多く楽しい反面、心配な部分もあります。
子供のためというのはとても難しい分野だと思うので、そこをどう自分たちなりに解釈して、”いい”デザインというものに昇華させていくかというのがこれからの課題になってくると思っています。



帰って今日のリサーチで気付いたことなどをポストイットになんでも書き出しました。
ここからアイディアをスケッチに起こしていきます。

初めての自分でのプロダクトデザインは不安と楽しさのドキドキです...

FieldTrip at Midtown

今日はMidtownへフィールドトリップへ行ってきました!
まず21_21で「倉俣史朗とエットレ・ソットサス」展を見ました。
初めて沢山の倉俣史朗さんの作品を見たのですが、美しいシェイプの作品ばかりで普段私があまり気にしないような部分を重視しているものばかりだったので
新鮮というか不思議な感覚というか...
でも自分の欠点の一つに、こういった「美しさ」を追求することが足りないというところがあるんだろうな、と実感。




そして本日のメイン。Midtownへフィールドトリップです。
何事も現場へ行ってみないとわからない!ということで観察へ行きました。





竹や和紙など所々に日本テイストを演出しています。





細部にとても気を使っているなーと思う部分。
Midtownらしさを出すため、Midtownらしい外観を壊さないためにこういった普通だったらグレーやクリーム色の
ロッカー、消火栓などを壁の柄と統一して違和感をなくしていました。
非常時に良いか悪いかはともかく、Midtownらしさを保つことを徹底しているんだなと感じました。



そして一番Midtownで目についたのは、この光景



沢山の人たちがソファやベンチに座って本を読んだり、くつろいだり、疲れを癒したり







時には友達と何かを食べながら談笑したり。
椅子の置き方で自然とコミュニケーションのしやすい構成になっていたり。



比較的上の階はあまりうるさくなく、隅っこや溝にフリースペースがあるのでリラックスできる場所になっていると思います。





観察のあとは、二人でどんなことに気付いて、何が気になったかスケッチを描いて相手に伝えながら意見を出し合いました。
そこで一番二人の気になった部分が上に書いた「フリースペース」の存在。
ここに焦点を当てて、何かアイディアを探し出す事にしました。



私は先週まで「メディア芸術祭」のバイトをしていて、よくランチを食べにMidtownの地下にあるフードコートのような場所にあるベンチに座ることが多く(上の写真:こういうテーブルと椅子が沢山並んでいます)、そこでよく目にする光景を思い出しました。



それは小さい子供が椅子の上に立って、落ち着きがなくジャンプしたり、色々動いてみたりしてお母さんを困らせている光景です。
子供の体型に対してテーブルと椅子の高さがあっていないために、子供たちは座るよりも立っている方が楽なんだと思います。
普通のレストランなら子供用の細長い椅子を持ってくれば済みますが、ここはただのフリースペースであってそういったサービスはありません。
Midtownは本当に子供連れが多く、そこのフリースペースにも沢山の子供たちがご飯を食べに来ます。

そしてこの問題を解決するための簡単な方法を考えました。そこで出てきたのが、クッション配布サービスです。
こういったフリースペースにクッションが入っているボックスのようなものを設置して、好きな時にクッションが使えるというシステム。
クッションは持ち運びやすく、収納しやすいようになんらかの形でコンパクトに畳めるようにしておき、そしてそのクッション自体も工夫を施して子供の安全性を考えるだけでなく別のターゲット(例えば腰痛を持っている人への腰への負担を減らすために)のためにもなりうるデザインにしようということで、この日はまとまりました。
最初の最初なのでこれからどんどん変わっていくと思いますが、今はこのようなコンセプトで進んでいく事に決めました。

ということで、プロダクトデザイン+サービスのデザインを目標にして進んでいきます。



最後に椅子の規格を調べて解散しました。
次は計量調査をしたり、実際に子供を観察したり、話を聞いたりしていこうと思います。

New Project

今月からPacificRIm Projectで一緒にアメリカへ行った多摩美のプロダクトの友達と一緒に自主制作を始めました。

この自主制作のきっかけになったのが、アメリカでの経験からです。
向こうでは環境、プロダクト、グラフィック、テキスタイル、情報デザインの学生が集まって一緒にデザインワークをしていました。
私は初めて他のデザインの学生と制作して、デザインとデザインの間に隔たりがあってはいけないなと感じました。
多摩美では情報デザインだったら情報デザイン、グラフィックだったらグラフィックデザインと一つ一つのデザインに壁があります。
社会に出たらもちろん色々なデザイナーの人たちと仕事をするのに、お互いのことを知らないでどうデザインするんだろう?という疑問が生まれ、そこから情報デザイン学科ではない他のデザイン科の友達とデザインワークをすることに決めました。


では、何故プロダクトなのか?
主にこの三つが理由です。
・考え方が似ている
・お互いに欠けているところを持っている
・単に自分がプロダクトに興味がある(笑)

一緒に色々なデザイン科と制作していて、一番話が伝わりやすい相手がプロダクトの学生でした。
大体のデザインプロセスなども似ていて、一緒にデザインがしやすいというところがあります。
もう一つは欠けているところを補えるということです。
情報デザインの学生が不安になっていることは、モノを作るというところ。
アウトプットが綺麗に作れなくては、中がしっかりできていても人を惹き付けられません。
でもそこの力が弱いというのが欠点です。
それと引き換えにプロダクトはコトのデザインができないというところ。
プロダクトの子からの話では、あと一歩進めればもっと良くなるのに!と、そのあと一歩がコトのデザインだそうです。
なのでお互いに欠点を補えればとても良いものができるんじゃないか?という期待と自分の知らないフィールドを見て勉強できるというわくわく感からこのプロジェクトを進めて行く事になりました。

そして今日はそのプロジェクトの概要を話し合いました。

何か目標がないとだらだらやってしまうので、毎年夏頃にあるTokyo Midtown Awardというコンペに出すということを目的に設定しました。



ですがこのコンペはGW後にテーマ発表があるので、それまで時間があります。
なので最初のウォーミングアップとしてMidtownに関連したデザインをGWまでに作ろうということになりました。

初めてのプロダクトの学生との制作なのでどうなるか分かりませんが、私にとってのこのプロジェクトの狙いはプロダクトのデザインプロセスや方法などに触れるということなので、これをきっかけに色々なことが学べると思うと楽しみです。
それでは、次回はMidtownでフィールドトリップです!


今日写真を撮っていなかったので、今日西国分寺で一緒に食べたご飯を...笑





二人とも食べるの大好きなので、ミーテイングの度に太りそうです...笑

それでは〜

Start making Pacific Rim brochure

帰国後もまだまだPacific Rim6の仕事は終わってません
次は最後の大仕事パンフレット(報告書)作りです。毎年歴代の先輩たちが作ってきたパンフレット。
今回が5年目(契約期間)最後の区切りとなります。

そして今日はそのためのミーティングで多摩美に全員集結!
今までずっと一緒に住んでいたので、少し会っていないだけで本当久しぶりな感覚と寂しさと嬉しさで話が止まりませんでした。

パンフレットの編集長はグラフィックのキムと情報デザインのあき(写真の座っている二人)
私たちにはそれぞれ向こうへ行く前に決めた役割があります。リーダー、サブリーダー、カメラ係、ブログ、報告書編集などです。
ちなみに私はブログ担当でブログの作成を渡米前にしました。





和田先生より、パンフレットを作る際の心得や決まりなどをレクチャー
この先も、この報告書だけでなく卒制や自分の制作で凄く大事になってくることですね。



今までのパンフを見て、レイアウトなどを参考に...



5年目の区切りということで全てのパンフレットが入ったボックスを作成しようという話が出ていて
今までのパンフレットも決まったレイアウトがあり、今までの先輩たちはそこに当てはめたり少しデザインし直したりして作っています。
そこで私たちは今年どうするのか?も話し合いました。
どこまで揃えるのか?どこまでデザインし直すのか?今までのPacific RIm報告書のらしさを壊さないようなデザインを考えます。



今日和田先生が沢山のお菓子を持ってきて下さって、皆でペロっと完食。
まだまだ皆アメリカで広がった胃が治ってないみたいです。笑

今後はグループ毎の仕事と各個人に割り当てられた仕事をやって、
提出→編集長の確認→直してまた提出→皆で確認
といった形で進んで行きます。目標はオーキャン(6月?)前までに完成させる!です。
出来れば一生のものになるので楽しみです。

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プロフィール

HN:
Kaho Asano
年齢:
34
性別:
女性
誕生日:
1989/12/19
職業:
大学院生
趣味:
語学
自己紹介:
多摩美術大学 情報デザイン学科デザインコース 須永ゼミ卒
千葉工業大学大学院 デザイン科学科 山崎研究室 M1

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